最近、故郷を離れて永年都会に住む高齢の人たちの中には、田舎にある土地をどうすればいいのか、と切実に悩む人たちが増えています。何十年も人の住んでいない家屋は、台風や大雨などで崩壊したり、放火のリスクも大きく、町村の迷惑になる厄介な不動産といえます。こうした土地や不動を都会に住みなれた家族(子供)に土地の名義変更を申し出ても、田舎であれば土地の評価額も格段に安く、また贈与税のからみもあって、積極的に了解されるわけではありません。「売ったらどうですか」と言われるのがおちです。生まれ育った実家の土地や田畑を誰かの役に立てたいと思うのは、当然のことです。村民、町民の多くの人たちに喜ばれ、しかも土地を有効に活用できるひとつの具体的な秘訣を教えます。

喜ばれて収入を得る土地活用の方法

生まれ故郷にある土地をどのような方法で活用できるのか、を具体的に提供していきます。使用目的は、運動、遊技場、催事場などのアウトドアに活用するわけです。そのスペースは、家屋と周辺の畑を合わせて、500平方メートル以上の面積があれば十分です。具体的には、例えば子供からお年寄りまで楽しめるゲートボール場やダンス練習場などです。平地であれば、整地、整備すれば使用できますし、施設を改めて作る必要はありません。もし、廃屋になっている場合は、これを機会に業者に依頼し、家屋を解体し、土地を整備することも無駄なことではありません。周辺の住民も家の崩壊の影響や火事などにおびえながら暮らさなくてもていいからです。むしろ歓迎されるはずです。土地活用するためには、やはり地域住民との信頼関係が重要です。

トラブル防止のための土地使用賃借契約書も作成しましょう

貸す人、借りる人の信頼関係で成り立つ土地活用ですが、なれ合いによる土地の賃借はトラブルが発生した時に、大変な問題になります。そのためには、お互いの了解のもとに「土地使用賃借契約書」を締結しておくことが必要になります。使用目的や、土地の使用範囲、賃貸借期限、賃貸借料、諸費用の負担、禁止事項、契約の解除、借主の変更など最小限ことを文章で締結しておくことです。具体的には、まず借主をだれにするかです。町民、村民のための健康の促進、維持を狙いにする土地活用ですから、町長、村長、もしくはその立場に近い役職の責任者が適当でしょう。年間ごとの契約更新とし、できれば前金で銀行口座に振り込んでもらうのこと。ただし、生まれ育った地域への貢献という立場をもって、賃料はその気持ちを表す設定にした方がいいでしょう。それが長く契約更新できる秘訣です。